Case study
ビーマップ、Accton Technology社の固定無線アクセスを体験できる「ミリ波ラボ@柏の葉」をオープン
弊社は、ドローンワークス株式会社が運営する屋外ロボット開発検証拠点KOIL MOBILITY FIELDに、日本初のTerragraphフィールド実験施設「ミリ波ラボ@柏の葉」を開設しました。Terragraphは、光ファイバーに近い接続性を空中に拡張するためのギガビット無線技術です。本施設には、Terragraphに準拠した日本国内で免許不要で使用できるAccton製60GHz固定無線アクセス(FWA)装置が設置されています。昨年12月22日にオープンした本施設では見学ツアーを行っていますので、ご関心をお持ちの方のお申し込みをお待ちしております。
Terragraphは、Meta Connectivityが開発した、光ファイバーに近い接続性を空中に拡張するためのギガビット無線技術です。ミリ波ラボ@柏の葉には、Terragraphに準拠した日本国内で免許不要で使用できるAccton製60GHz固定無線アクセス装置が設置されています。本施設は4台の中継器MLTG-360と4台の子機MLTG-CNにより構成され、高速かつ広域のギガビットメッシュネットワークを体感いただけます。
また、ローカル5Gのような通信機器を持ち込んだ試験など、ミリ波を活用したソリューションを共創する場として本施設を提供しています。
加えて、同実験設備から約300m離れたDIYファクトリー「KOIL FACTORY PRO」と、ミリ波パラボラアンテナMetroLinqにより1Gbpsの通信速度で接続。今年第1四半期に発売されるTerragraph対応の新機種「MLTG-CN LR」によるマルチギガビットへの増速を予定しています。
本実験設備で使用するAcctonのMLTG-360とMLTG-CNは、固定無線アクセス用に開発された普及価格帯の装置で、従来の光ファイバーの敷設費用の1/3(当社試算)を実現しています。また、交通量の多い公道など光ファイバーの敷設が困難な場所でも、この装置を使用することで短期間・低コストで通信インフラを整備することが可能です。
ビーマップのミリ波ラボ@柏の葉では、Accton製Terragraph装置の見学ツアーを行っています。参加ご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
ミリ波ラボ@柏の葉
千葉県柏市正蓮寺393番地 中央135街区1
KOIL MOBILITY FIELD内
特徴
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Accton製Terragraph対応機器による
メッシュネットワーク
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子機に接続されたWi-Fiアクセスポイントにより、
フィールド全域でWi-Fiを利用可能
ループ状の無線リンクにより、
リンク切断時の自動経路変更に対応
ミリ波パラボラアンテナによる
長距離無線通信を実現
ミリ波ラボ@柏の葉の外観 および 機器配置
ミリ波パラボラアンテナによるギガビット長距離無線通信
※本年第1四半期に発売されるマルチギガビット製品「MTLG-CN LR」の導入を予定